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とりわけ廃棄が多い「獅子(しし)ゆず」をどうにかしなければ!

獅子(しし)ゆず

比べて巨大な「獅子ゆず」

オリジナル品第1号「柑なんば」

オリジナル品第1号「柑なんば」

 

普通の柚子とサイズがやけに大きい「獅子ゆず」。大きいものは人の顔ぐらいあります。
その大きさゆえ「実入りが多い」し「獅子」のイメージから、縁起物として店頭に飾るケースも。

しかし、果肉の部分は思ったほど多くなく、甘みも酸味も中途半端と、そのまま使うにはちょっと残念なゆずでもあります。地元でも皮と一緒に砂糖で煮て甘露煮として食べる程度で、持て余しぎみでした。

でも、ちゃんと加工して誰でも食べやすいようにしたらどうだろう? と思い
地元のいろいろな方と協力のうえでき上がったのが、「柑なんば」

小浜産コシヒカリの米麹と、同じく小浜産のピリ辛のトウガラシ
そして加工したら本気出してきた獅子ゆずのフルーティーな香り
今までに無い柚子みそができ上がりました。

地元で細々と販売していましたが、今では食のセレクトショップをはじめ、多くのお店で取り扱って頂いております。
そして、更に嬉しかったのが獅子ゆずの廃棄数が減ったばかりでは無く逆に生産量が増えた事。今まで日陰の存在だった「獅子ゆず」が、地元の役に立つ存在に生まれ変わったのです!